Information 精神科、心療内科

こころの病に苦しんでおられる地域の方々(16歳以上)を対象とし、病からの回復と社会生活の改善を目標に、「一期一会」「二人三脚」を大切にした診療を行います。

病が生じると患者さんだけでなく、御家族など周囲の方々の健康も間接的に危ぶまれることがあります。患者さんへの治療は、同時に周囲の方々への治療でもあるのです。

当院は外来診療のみ行える医療機関です。診察の結果、入院治療を要すると判断された場合、連携している精神科病院へ速やかに御紹介いたします。

診療時間

診療時間

当院は、予約制になります。初めて来院される方は、必ず「初めて来院される方へ」をご覧ください。

ご予約

診療のご予約はお電話にて承っております。(電話受付時間:9:00~17:00)

053-584-2915

次のような症状を自覚される方は、
当院に御連絡下さい。

精神疾患の症状は実に様々であり、同じ診断であってもその様相は十人十色です。以下に限らず何らかの症状に困っている方、「言葉で表せないけどとにかく辛い」という方も、お話をぜひ聞かせて下さい。

対話による「症状の翻訳」に努め、適切な治療を御提案します。

・憂うつな気分でつらい。
・気持ちの落ち込んだ状態から抜け出せない。
・わけもなく悲しい、涙がでる、孤独を感じてさびしい。
・頭が働かない。
・楽しかったはずの趣味に興味をもてなくなった。
・物事への意欲がなく、時間があれば横になっていたい。
・人生をリセットしたい、死にたい気持ちになる。
・なかなか寝つけない。
・深夜に何度も目がさめる。
・朝早くに、体も気持ちもだるい状態で目がさめる。
・学校や職場に行きたくない。
・他人と接する際、過剰に緊張する。
・電車やバスなどに怖くて乗れない。
・空耳、聴こえないはずの声や音が聴こえる。
・独り言を言う。
・見えないはずの物が見える。
・周囲の視線が気になる。
・監視されている気がする。
・食欲がない。
・頭痛や吐き気等、体の症状が続いているが、内科で異常はないと言われた。
・イライラする、些細なことに怒りが生じる。
・スイッチが入ったようにパニック状態へおちいる。
・不安で頭がいっぱいになり、何も手につかない。
・心がそわそわして落ち着かない、焦ってしまう。
・特定の考えが頭に浮かび、コントロールできない。それに伴う行動を止められない。
 (例 玄関の鍵を閉めたか心配で、何度も確認してしまう。)
・人間関係に悩みがあって辛い。
・物忘れが目立つ。
・以前できていたはずのことができなくなった。
・家族が認知症かもしれない。
・認知症の家族が怒りっぽくなった、徘徊する、人が変わってしまったような気がする。

診療対象となる疾患

統合失調症、うつ病、双極性障害、不安障害、パニック障害、強迫性障害、適応障害、不眠症、認知症、老年期精神病などの、精神疾患全般を診療いたします。また、自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群を含む)や注意欠如多動障害(ADHD)といった発達障害も対象です。

発達障害について

昨今診断される方が非常に増えている、自閉症スペクトラム障害(ASD)や注意欠如多動障害(ADHD)といった発達障害の診療も行っています。

・他人の気持ちがよく分からない。
・人間関係上のトラブルが生じやすい。
・コミュニケーションがうまくいかない
・人が何を話しているのかよく分からない。
・「空気を読む」ことが苦手で、ふと不用意な発言をしてしまう。
・子供の頃から忘れ物や失くし物が多い。
・宿題や課題がいつも期日に間に合わない。
・些細なミスが多く、学業や仕事に支障が出ている。
・大切な約束や手続きをすっぽかしてしまう。
・気が散りやすく、一つのことに集中できない。
・マルチタスクに対応できない。
・落ち着きがない。
・カッとなると衝動的な行動に走りやすい。
・夜間にしっかり眠っているにもかかわらず、日中に耐え難い眠気が生じる。

どれか一つでも当てはまれば診断されるわけではなく、上記は発達障害ではない方にも該当し得ます。現在の状態だけではなく幼少期の情報も含め、じっくりとお話を伺うことが必要です。

発達障害は診察室での診療のみでは対応できない、様々な社会生活上の不適応に繋がることが少なくありません。多くは御家族や、学校であれば担任教師、職場であれば上司・同僚といった関係者による障害特性の理解と、その下での適切な環境調整も必要となります。

当方は企業の産業医として、職場において多くの発達障害の方々へ対応してきました。それらの経験を基に当クリニックでは、患者様が希望された場合、主治医として関係者への提言、環境調整の依頼といった、診察室の枠を越える支援も必要に応じて行います。

産業精神保健について
(企業の人事労務担当者の方へ)

当方は精神科臨床に並行し、某上場企業の精神科産業医としても活動しており、日本精神科産業医協会の認定会員です。社員からのメンタルヘルス相談への対応、医療機関への紹介、現場への提言、復職可否判定、ストレスチェックの実施および高ストレス者の面談、企業内でのメンタルヘルス啓蒙活動等、その業務は多岐に渡ります。

企業へお勤めの方が精神疾患と診断された場合、医療機関での治療のみならず、周囲の方々の理解や協力が必要です。
精神科産業医の経験を活かし、必要時には企業の産業精神保健活動と連携して、患者さん(社員さん)へ多面的かつ現実的な支援を心がけます。

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